寧波訪問201904

4月21日から23日まで寧波のヨガマットのメーカーを訪問しました。

中国ではトップクラスのシェアを誇るメーカーです。
これからは世界進出ということで、日本の窓口として呼ばれました。
ありがたい話です。この事業については後日また報告します。

寧波は大連と違って南国の雰囲気が漂っています。
街並みもマレーシアのそれに似ています。

しかし暑かったですね。4月でも気温は30度近くまで上昇。
大連訪問から10日ほどしかたっていないのですが
大連ではライトダウンを着てましたからね。
こちらは半分くらいの人が半袖でした(^^;)

さて、今回も上海を拠点に高速鉄道で寧波まで行ったのですが、
前回同様、帰りは一人でした。
上海には空港が2つあり、日本からの飛行機はほとんどが浦東空港に着きます。
しかし、高速鉄道の駅はもうひとつの虹橋空港というところに着きます。
上海を良く知る日本人にはおなじみの、浦東~虹橋間の移動が必要です。
画像では右端にあるのが東浦空港。左の赤丸に黄色のところが虹橋空港です。
浦東=成田、虹橋=羽田みたいな関係ですね。
両者の距離は50kmと意外と遠く、どうやっても1時間30分以上はかかります。
前回、地下鉄移動が荷物を持ったままでは非常にきつかったので、
今回は空港間の直通バスを利用することにしました。
料金は34元。ずっと座っていられるので安いほうだと思います。
地下鉄だと8元です。ちなみにタクシーは200元くらいかかるようです。

今回、虹橋に着いた私は、すぐにバスターミナルを探しました。
しかし、普通のバス乗り場はわかったのですが、直通バスの乗り場がわかりません。
そこで、空港の職員らしき格好をした人に尋ねました。
すると「乗り場まで連れて行ってやる」と言われたのでついて行ったのですが……。

人気のない通路を通り「近道かな?」と思いつつついて行った先は、
旧バス乗り場のような閑散とした駐車場。
そこで彼はこう言ったのです。
「次の浦東行きのバスは1時間以上やってこない(ウソ)。
 通常のタクシーよりも格安(ウソ)の300元で連れて行ってやる。」

すぐに「あ、これヤバいやつだ」とわかりました。
だって、バスの時刻表もタクシーの通常運賃もリサーチ済みだったので。
「お金がないから、今回は地下鉄で行きます。」

といいつつ、高速でその場から逃げました(^^;)
「わかった!じゃあ200元でいい!(絶対にウソ)」
と言いながら追いかけてきましたが、人気のあるところまで出ると諦めたようです。
ちなみにここまでのやり取りは全部英語。
外国人を狙った詐欺に引っかかるところでした。
しかし、空港職員の服を着て虹橋国際空港の名前とロゴの入ったバッヂまで着けて
日本では絶対にありえないパターンの凝りようでしたね。

通算で5回目の中国だったのですが、まだまだ恐ろしい国です。

萩尾

CoolLife

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